The Amazing Spider-Man #13
公開日:2025/09/11
"The Menace of… Mysterio!"
とある日、スパイダーマンが泥棒を働く現場が目撃され、一大ニュースとなり街中大騒ぎとなった。#12にてスパイダーマンに救われたベティは信じられない様子だが、JJJは「やっぱり私が正しかった」と大喜び。
ニュースはすぐにピーターの耳にも入り、何が起こったのかが分からなかった。悩むピーターは自分が二重人格者で睡眠中に悪事を働いているのかと思い、精神科に行こうとするが、正体を探られることを恐れ踏み留まる。もう一人の自分が悪事を働いているかもしれないという疑いと度重なる支払いによる重圧で、悩むピーター。

場面は変わり、デイリービューグル。JJJのオフィスに怪しげな煙と共にミステリオが姿を表す。ミステリオはスパイダーマンを「ブルックリン大橋に来れば悪事を働くスパイダーマンの真相を教えてやる」というメッセージを新聞に載せるように指示を出す。翌日の新聞でそのメッセージを見たピーターは、疑いながらもメッセージ通りにブルックリン橋へ駆けつけるが、ミステリオの今までにない攻撃を対処しきれず敗北するスパイダーマン。世間の敵となっていたスパイダーマンを倒したことで、ミステリオは一躍街のヒーローとなった。

翌る日、ミステリオは取材を受ける為にデイリービューグルを訪れる。ピーターはJJJの紹介でミステリオと挨拶を交わすが、その際にミステリオにスパイダーシグナルを仕込む。その夜、スパイダーシグナルをもとにミステリオの場所を特定し、奇襲をしかける。映画スタジオにて、スパイダーマンとミステリオの戦いが始まる。戦いの中、勝利を確信したミステリオは全て自分のトリックであったことをスパイダーマンに明かす。スタントマンや映画の効果担当の仕事をしていたクエンティン・ベックは、映画の小道具を使ってスパイダーマンを真似して犯罪を犯し、それをミステリオとしてと止めることで、ヒーローとなることを企てていたのだ。この一部始終の会話を録音していたスパイダーマンはそれを証拠に全てミステリオの仕業だったことを世間に明かそうとした。それを止めるミステリオだったが、戦いの末、スパイダーマンはミステリオを倒すことができた。スパイダーマンは証拠と共にミステリオを警察に突き出し、誤解を解くことに成功した。